映画原人の穴

映画を中心とした感想ブログです。ネタバレなしです!

【映画】「ノック・ノック」―屁でもねぇぜ―

ノック、ノック(吹替版)

概要

 1977年の映画「メイクアップ」を監督イーライ・ロス、主演キアヌ・リーブスで現代的にリメイク。一夜の過ちで身を滅ぼすオヤジを描いた悲しい作品。
 キアヌに誘惑しかける女を演じるのはイーライ・ロスの嫁であるロレンツァ・イッツォと、も一人は今年公開の「ブレードランナー2049」にも出演しているアナ・デ・アルマス。

 


あらすじ

 エヴァン(キアヌ・リーヴス)は仕事の都合で家族を見送り一人で留守番をする事になった。その雨の降る晩、家にびしょ濡れの若い女二人がやってきた。道に迷ったという彼女たちをエヴァンは少し面倒をみて、送り出そうとするがなし崩し的に関係を持ってしまう。
 翌朝、彼女たちの様子は激変し、まるでエヴァンの家を我が家であるかのように荒らしまわる……


感想

 とんでもない事件を起こす犯人は大抵幼少期に親やその他の大人たちに何らかの虐待を受けている。だからといってその犯罪が正当化されるわけではないが。

 この映画の見どころは二人の美女のヌードと、彼女たちとキアヌの絡みだがそれを足しても総合ではマイナスの評価をつけざるを得ない。
 
 映画とは社会問題の告発やメッセージ提示の手段であると考えている人は多いが、それは全然映画の中心的な役割ではない。イーライ・ロスのこれまでの映画製作履歴を見ると拷問や人食いが主題として扱われながらも、スパイスとして社会的な何かが振りかけられていた。そう、それらはネタ以上のモノであってはいけないのだ。メッセージなんてもってのほか。反戦映画に面白いものがあった試しがあるか?

 イーライ・ロスはそれまでその塩梅が上手くいっていたのだが、今回(性犯罪)は不味すぎだ。最近、「男は女に勝てません!」とか言うのが多い。それを言う奴らに俺が言いたいのは「巻き込むんじゃねぇ!」という事だ。
 例えばちょっと前にテレビで「男は女に勝てません!」と高橋ジョージが叫んでいた。おい、ジョージ!お前が女関係で失敗したのは全部お前の所為だろうが、全ての男に連帯責任とらそうとするな!
 イーライ・ロス……まさかお前もじゃないだろうな。ロレンツァ・イッツォに何か後ろめたいことがあるんじゃないか?
 
 ラストもまったくもって消化不良で、最悪にレイプされた気分だ。もしかしてこの「ヤリ捨てられ」感こそイーライ・ロスが狙っていたことか?そうだとしたらメッセージは残せたかもしれないが映画としては駄作ですね!

 

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