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映画原人の穴

映画を中心とした感想ブログです。ネタバレなしです!

【映画】「ブリッツ」―不愉快な奴には不愉快で戦え!―

ブリッツ (字幕版)

 

あらすじ

 ロンドン市警のトム・ブラント(ジェイソン・ステイサム)は高い検挙率を誇る刑事であるが、過度の暴力が問題視され、マスコミの格好のネタとなっていた。
 ブラントが夜中、非行少年をボコボコにしてまたもや非難されている頃、警官が射殺される事件が発生する。その後も似たような手口の警官殺しが発生し、ブラントは新任警部ポーター・ナッシュ(パディ・コンシダイン)とタッグを組み、事件を捜査することに……

 


おすすめ

 ステイサム主演の手軽に楽しめる刑事モノ。この手の映画はあまり力む必要がないから疲れが残っていても十分に楽しんで観れていい。ラストも爽快だから、日常に疲れたサラリーマン向けだ!


感想

 現実において、警官は品行方正、誠実な市民の味方としての役割が求められるが、映画では別だ。毒を以て毒を制す、といった感じで暴力刑事が活躍する事は常に支持されるのだ。本作のキャッチコピーは「この刑事、凶暴。ゆえに天職」であるが、現実でもみんな暴力刑事を求めているのではないか?

 今回はそんな暴力刑事がバディを組む。相方はゲイの警部だ。演じるのは「ボーン・アルティメイタム」でボーンの記事を書こうとする記者を演じていたパディ・コンシダインだ。今回は逆に記者を追う警官役なのだ。
 ちなみに犯人「ブリッツ」を演じるエイダン・ギレン「ダークナイト ライジング」においてCIA捜査官(最初の飛行機の人)を演じている。意外性のあるキャスティングという事か?
 さらにいうとフォールズ(ザウエ・アシュトン)との絡みから登場するストークス警部補を演じるルーク・エヴァンズは「ワイルドスピード」シリーズにおいてステイサムとショウ兄弟を演じており、彼は本物のゲイであることをカミングアウトしている。

 本作は一応バディものと言っていいと思うのだが、フォールズや犯人のブリッツなどのエピソードにも時間を割き、群像劇の様にしているのかもしれないが、ブリッツはともかくフォールズの一連の話は余計な枝にしか思えなかった。
 犯人のブリッツはサイコパスと小物を行ったり来たりするキャラクターで
、結論としては味わい深い中二病キャラクターとなっていていいと思ったのだが、いかんせん警官を不用心で無能すぎる。ブリッツ程度の犯人に殺され過ぎだ。まあ、だからこそブラントのブリッツに対する口撃があれほど気持ちよく映えるのだろうが。

 それに暴力刑事とホモ警部のバディはそれぞれを補完し合い、なかなか良い。それに暴力描写が結構ある割に、エロ描写はYシャツを第3ボタンあたりまでかっぴらいた婦警ぐらいで直接的な表現がないのは少年誌っぽくて微笑ましかった。でも暴力刑事はちとセコ過ぎないか?

 

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