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映画原人の穴

映画を中心とした感想ブログです。ネタバレなしです!

【映画】「グリマーマン」―いつものやつです―

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あらすじ

 LAで犠牲者を磔にするという残酷な連蔵猟奇殺人事件が発生していた。
 ニューヨーク市警からやってきたジャック・コール(スティーブン・セガール)は、刑事のジム・キャンベル(キーネン・アイヴォリー・ウェイアンズ)とパートナーとなり捜査に当たる。
 そして、再び発生した現場に駆け付けたジャックは今までと違うヤツの仕業だと見抜くが……

 


おすすめ

 最強親父の代名詞、スティーブン・セガール主演作。しかし、これは”沈黙”ではない。90年代に流行った猟奇殺人モノの系譜に連なる作品ではあるが、他の作品が描いていた不気味さなどは全くない。なぜならセガールが最強すぎるからだ。
 でも、それがセガール映画独特の安心感を作り出しているため、まあ何時もの”沈黙”みたいに楽しめる。


感想

 セガールと言えば「沈黙シリーズ」でお馴染みだが、個人的には”沈黙”以外の作品の方が好きだったりする。そもそも”沈黙シリーズ”自体も日本人が勝手にシリーズにしているだけで、実際は主演がセガールという以外は何の関連もない作品なのだ。

 それでも、そんな宣伝で特に何も言われないのはセガールがどの作品でも同じ役にみえるからだ。何時でも冷静沈着で、コナン君を負かすような名推理で、最強だ。日本語吹き替えを長年担当している大塚明夫は「セガールはいつも同じ演技で構わない」と言っているから本当にそうなのだ。

 今回の冷静さも尋常ではなく、自身の前妻が壁にはりつけられて殺害されているにもかかわらず、少しばかり顔をしかめるだけで済み、直ぐに犯人の検討をつけてしまう。
 そのうえ、190㎝を上回る強靭な肉体を包むのは”俺ジナル”極まりないチャイナ服で変なネックレスをジャラジャラつけているから、異常事件の不気味さではなく、主人公の不気味さばかりが目立つ……のだが、セガールゆえかそれが当たり前のものと思えてしまうのだ。
 そしてまたしても過去の記録が不詳という設定なのだが、今回もやっぱり元凄腕の軍人だったよ。

 そんなセガールの相棒を担当するのがキーネン・アイヴォリー・ウェイアンズ。彼はもともとコメディアンであり、本作のあとには「最終絶叫計画シリーズ」を手掛けたりしていて、本作でもちょくちょくギャグを挟み、分かりにくいセガールギャグの代わりに笑わしてくれるし、最強親父とのコンビ芸もなかなか様になっていて見どころもある。
 セガールってあんまり周りを活かすことのできない俳優だけど、今回のバディムービーはしっかり楽しめる内容になっているので”沈黙”しか知らない人はぜひ観てみよう!

 

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グリマーマン(字幕版)