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映画原人の穴

映画を中心とした感想ブログです。ネタバレなしです!

【映画】「ロッキー3」―友達いないと後々困るぞ!―

洋画 スポーツ

ロッキー3 (字幕版)

あらすじ
 アポロ(カール・ウェザース)との再戦で勝利したロッキー(シルヴェスター・スタローン)はその後も順調にファイトを勝ち続け、その人気はまさしく天井知らずだった。
 それはフィラデルフィア美術館に自身のブロンズ像が設置されるまでに至ったが、その設置の際の除幕式でロッキーは現役引退を宣言するが、それを聞いた世界ランキング1位のクラバー・ラング(ミスター・T)は自分と戦わずに引退するのは、ただの逃げで卑怯者だと言い、更にはロッキーは格下の相手としか戦っていないと罵倒する。
 その言葉に憤るロッキーだったが、トレーナーのミッキー(バージェス・メレディス)はその言葉の通り、格下の相手ばかり都合していたことを打ち明け、ラングには敵わないとロッキーに忠告し、それでも戦うならトレーナーを降りるという……

 

おすすめ
 ロッキー第3弾。大人気プロレスラーのハルク・ホーガンとミスター・T等を投入し、ゴージャスな一品に仕上がっている。当初はこの作品をもって3部作完としようとしていたらしく、前述の人気レスラーの投入をはじめ、ストーリー面でもキャラクターの様々な変化が締めくくり感を与える。

 

感想
 
ロッキーというのは案外、外からの影響を受けやすい男だ。人は周りの環境に流されやすいというが、ロッキーはそれがズバリ当てはまる。
 第一作では才能があるにも関わらず、うらぶれた周辺環境に染まって借金の取り立てと賭けボクシングでその日暮らしをしていた。
 第二作では、ファイトマネーという名の大金に浮かれて、一気に散財してしまったり、エイドリアン(タリア・シャイア)の妊娠とそれに伴う意識不明の重体にすっかり参ってしまって、練習に全く力が入らなくなってしまう。

 では、今回はどうだろう。人気は頂点に達し、フィラデルフィア美術館前に銅像が設置されたり、”ロッキー美術館”的な娯楽施設まで作り、一般人が写真をバンバンとったり、お菓子を食いまくっている横でサインを書いたりしながら練習をしている。浮かれ過ぎだ!これにはさすがにラングだけでなく、ミッキーもおかんむりだ。
 そしてそのミッキーもラングとの試合直前に病気で倒れてしまう。動揺したロッキーはボコボコにされて一瞬で負ける。その後も練習に身が入るどころか、ボクシングから遠ざかってしまう。

 こうしてみると、ロッキーが全然タフな男に見えないし、むしろラングの向こう見ずのパワーごり押し型のほうがよっぽど一直線で熱血だ。ロッキーが周囲の沢山仲間がいるのに何時もイジイジしているのに対して、ラングはたった一人で懸命にトレーニングしているのだ。観ている人はどっちを応援するのか迷ってしまう。

 そんなロッキーが力を取り戻すのは何時も仲間からの後押しがあるからだ。悪影響も好影響もよく受ける男だ。もはや盟友となったアポロ直々にトレーニングを受け、以前よりもパワーアップしたロッキーは、名実ともに世界最強となる。

 

 

ロッキー3 (吹替版)

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ロッキー3 (字幕版)

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ロッキー3 [DVD]

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ロッキー・ベスト

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