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映画原人の穴

映画を中心とした感想ブログです。ネタバレなしです!

「ハンテッド」―常人よ、関わってはいけない!―

洋画

ハンテッド [レンタル落ち]

 

あらすじ
 アメリカの自然保護地区で複数の猟奇殺人事件が発生。FBI捜査官テッド(ジョン・フィン)はその資料を手にカナダの山奥へ向かう。そこにはかつてアメリカ軍教官として活躍したL.T.(トミー・リー・ジョーンズ)がおり、穏やかな余生を過ごしていたが、資料に目を通した彼はその殺人に、自分が教えた”殺しのテクニック”を垣間見る……。

 

おすすめ
 監督ウィリアム・フリードキン。戦争で心を病んだL.T.の教え子ハラムはベニチオ・デル・トロ、そしてその教え子を追う”追跡者!”にはトミー・リー・ジョーンズと、否が応にも心を躍らせてくれる。実際観てみるとそこでは、誰も寄り付けない達人の世界が濃く描かれていた!

感想
 超人同士の戦いを描く作品は数多い。最近ではアメコミヒーローズが頑張っているし、日本の漫画においても数多くのヒーローが凄まじい戦いを展開してきた。「ドラゴンボール」での戦いでは常人の目では追うことすら不可能なハイスピードバトルを”線”で描いていた(手抜き?)。「仮面ライダーカブト」においても同様に、常人には感知不能なまでの高速バトルが描かれた。
 今回の「ハンテッド」ではそんなハイスピードバトルは描かれない。劇中で描かれるのは小さな痕跡から獲物を追跡するハンタースキルや、生々しい格闘術だ。華々しさなんてひとかけもない。そしてそれを行うのは史上最も生臭いトミー・リー・ジョーンズ(宇宙人になるなんて誰が思っただろう)と、目つきと顔色がマジすぎて本当の殺人鬼にしか見えないベニチオ・デル・トロなのだから普段見慣れた超人たちとは程遠い……のだがその二人の間には誰も寄り付けないのだ。
 「トランスフォーマー」や「アベンジャーズ」では超人の戦いに一般の警察や軍が介在することが多いが、殆どは翻弄されるだけで終わる。今作の主役は何の超能力も持っていないおっさん二人ではあるが、彼らを取り巻く人々は翻弄されるのみだ。つまり現実に本当に存在するかもしれない”超人”を見事に描き切った作品といえる。リアルアベンジャー(復讐者)の勇姿を見逃すな!

 

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