読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

映画原人の穴

映画を中心とした感想ブログです。ネタバレなしです!

「ザ・シークレットサービス」―老いてなお、―

洋画

ザ・シークレット・サービス コレクターズ・エディション [DVD]

あらすじ
 シークレットサービスのホリガン(クリント・イーストウッド)はJFK暗殺の現場にいながらして、それを阻止できなかったことを悔みながら仕事を続けていた。ある日、自宅に謎の男(ジョン・マルコヴィッチ)から現職大統領を暗殺する、という予告電話が入った。ただのいたずらではないと勘でわかったホリガンは老体に鞭を打ち、ふたたび大統領警護の任務に就くことを決意するが……

 

 


おすすめ
 1993年製作。23年前とあって今では懐かしさを覚える描写の数々と若い頃(今よりは)のイーストウッドジョン・マルコヴィッチの共演を拝めただけで個人的には十分なのです。
感想
 サスペンスアクションらしいが、それ程アクションではない。イーストウッドの役柄は最近で言えば「ラストスタンド」のシュワちゃんであり、つまり肉体が衰えても戦い続けるじいちゃんなのだ。だからアクションと呼べるシーンではぜえぜえと息をあがらせており、しまいには体調を崩してしまうという、活躍するどころか若い後輩たちに迷惑をかけてしまう場面が多い。
 それでも老いてなお盛んという事か、仕事のやる気は旺盛だ。まあ、犯人がそう仕向けているのだが。というか、一番老いてなお盛んなのは”性欲”だ。現実のイーストウッドは共演した女優たちと浮名を流しまくったことで有名だが、この映画においても娘ほどの年齢差の女をガンガン口説いている。というわけで今回のイーストウッドは仕事と女に手を出しまくる厄介なご老人なのであり、どちらかというと得体のしれないジョン・マルコヴィッチの方に注目がいった。マルコヴィッチがものすごい執念を持って行動するのに対し、イーストウッドは前述のとおり女を口説いたり、ピアノを弾いたりといまいち大統領を守るのに熱心にはみえなかった。煽られた時にはすぐに反応するが、女の尻が見えたらすぐそっちに目が行ってしまうカンジだ。まあ、それが年をとった余裕なのかもしれないが。