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映画原人の穴

映画を中心とした感想ブログです。ネタバレなしです!

「レッドタートル ある島の物語」―なぜアニメに魅かれるのか―

洋画 邦画
 

レッドタートル ある島の物語

あらすじ
 嵐の中、一人の男が海に投げ出された。奇跡的に生還したが辿り着いたのは無人島だった。男は脱出を試みるが不思議な障害が起こり、何度やっても失敗する。そんなある時、男の前に一人の女が現れる……

 

 

おすすめ
 ジブリ最新作がフランスからやってきた。全編セリフ無しながらも、イキイキとした豊かなアニメーションは”絵が動く楽しさ”を改めて感じさせてくれる。監督のマイケル・デュドク・ドゥ・ヴィットは2000年の「岸辺のふたり」により米国アカデミー短編アニメーション部門などを受賞しまたその作品によってジブリから長編作品の製作を打診された。

感想
 アニメーターはアニメを観てその職を志すのだろうが、私はこのアニメを観た事で「アニメ作りたい!」と強く思った。すっかり忘れていたアニメの魅力を実感したのだ。

 日本はクールジャパンとか言ってジャパニメーションを官民で推しているが子供向けアニメはめっきり減り、今や漫画やラノベの表面をなぞっただけの深夜アニメが量産されている。そんなものをみて誰がアニメを作りたがる?絵柄は細かくなり、その代償として動きがなくなり声優人気に頼り切った作品だ。アニメは風前の灯火なのだ。

 そんな時代にフランスからやってきた「レッドタートル」は本当のアニメーションだ。絵だけでグイグイと物語に引き込まれてしまう。そこでは自然の美しさと脅威、人間の生命について現実よりも強く浮かび上がっている。アニメーションは時に実写より現実を表現できるのだ。最近のジャパニメーションに魅力を感じていない人は観るべきです。

 

 

 

レッドタートル ある島の物語
 絵本もあり、文と構成を担当した池澤夏樹はパンフレットにも寄稿している
レッドタートル ある島の物語 サウンドトラック

レッドタートル ある島の物語 サウンドトラック

 
La Tortue Rouge / レッドタートル[Import]

La Tortue Rouge / レッドタートル[Import]

 
岸辺のふたり―Father and Daughter

岸辺のふたり―Father and Daughter

 


『レッドタートル ある島の物語』予告