映画原人の穴

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「バッドボーイズ2バッド」は爆笑問題!?

バッドボーイズ 2バッド [SPE BEST] [Blu-ray]

あらすじ

 マイアミは密輸麻薬であふれかえっていた。密輸ルートを探るマイアミ市警の黒人バディ、マーカス(マーティン・ローレンス)とマイク(ウィル・スミス)は麻薬組織の取引情報を手に入れ現場に向かうが、そこには何故かマーカスの妹のシド(ガブリエル・ユニオン)がいた……

 感想

 マイケル・ベイを知らぬ映画好きはいない。最近だと「トランスフォーマー」シリーズを発表し続けてるし、「ザ・ラストシップ」なんていうテレビドラマも作っている。作る映画は全部爆発で覆われ、とにかく派手で大胆な、ハリウッドを代表する監督なのだ。

 しかし私はマイケル・ベイは既に絶頂を過ぎて久しいと思っている。何故ならこの「バッドボーイズ2」が最高傑作であるからだ。冒頭のKKK襲撃から終盤のキューバ戦争まで数々のバトルシーンがあるが、すべてが斬新でスタイリッシュ、バラエティに富んでいる。

 特に作中3回もあるカーチェイスはどれもが迫力満点で刺激的だ。最初の高速道路でのカーチェイスは同時期に公開された「マトリックスリローデッド」の高速チェイスとよく比較されるが、凶悪度でいえばマイケル・ベイが上だ。2度目のカーチェイスは死体輸送車を使っていて、収納された死体があちこちにぶっとんで散らばる!なんて悪趣味でサイコーなんだ!この映画はR15指定相当であり、ベイ映画ではトップのグロテスクさなのだ。

 ラストのカーチェイスはジャッキーの「ポリスストーリー」冒頭の超強化版と思ってくれればいい、無意味に爆発するし。キューバ戦争は今の国交正常化が進む情勢では撮れないような虐殺振りでしかも爆発で始まり爆発で終わる名シーンだ。

 と、アクションについて触れてきたが、主役バディであるマーカスとマイクの関係も面白い。私はそこに爆笑問題を見た。爆笑問題に対する一般人のイメージは常識人の田中、とイカレタ太田だ。しかし真相がそうとは言えないことはファンの間では常識である。どう違うのかというと田中は常識人ではなく、モンスターなのだ。虫(特にミミズ)に異常なまでの嫌悪感を示し、自分が嫌なことには周りの迷惑も顧みず、全力で騒ぐ。奇行もあるし、すぐ解散しようとする!対してマーカスはミミズではなくネズミ嫌いで、振り切れると奇行に走り(麻薬も飲む!)、作品中ずーっと解散したがっている。一度マーカスを田中、マイクを太田と思って鑑賞してみてくれ!