映画原人の穴

映画を中心とした感想ブログです。ネタバレなしです!

「マジカル・ガール」は猛毒注意だ!

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あらすじ

 和製アニメ「魔法少女ユキコ」のファンである少女アリシア白血病で余命わずかであった。父のルイスは彼女が欲しがっているユキコのコスチュームを手に入れようとしたがあまりに高額で手に届く代物ではなかった。しかし、医者の夫人バルバラと偶然男女の関係を持ったことで彼女を脅して金を奪う事を思い付く・・・・・・

 感想

 基本的にこのタイプの映画を観に行くことはないのだが、私の大好きなラジオ「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」の映画コーナーで取り上げるというので重い腰を上げ鑑賞してきた。

 東京では現在2つの劇場で公開されており、私は「ヒューマントラストシネマ有楽町」にいってきた。なるほどマダムや意識高い系にターゲットを絞った劇場である。この劇場では劇中で使用された「魔法少女ユキコ」の実物コスチュームが展示されているので是非観に行っていただきたい。

 そしてこの劇場でも他と同じく今後公開作品の予告を何本か流すのだが、なんかエロいのが多い。少女コミックは少年のそれよりもエロいというのは知られた話ではあるが、映画においてもそれはあてはまるようだ。イヤラシーわねーっ、全く!

 そしてはじまった「マジカル・ガール」であるが、これが何とも強烈な作品だった。私は前知識が「スペインのアニメオタク少女」しかなかったため、なんか「アメリ」に影響を受けた一連の作品と同じファンシーファンタジーだと思っていたのだが、全く違いとても、なんか、心に来るものがあった。

 ハッキリ言うと中二臭いのだ、この作品は。しかもかなり度の強く、私は鑑賞中ずーっと歯を食いしばりながら「タスケテクレー」と思っていた。しかしだからと言って面白くないわけではない。むしろ素晴らしい出来で私は一秒たりとも目をそらすことが出来なかった。

 日本では漫画やアニメの実写化されることが多くなってきているが、それらの中で成功しているものはハッキリ言ってほとんどない。演出において2次元では良くても3次元ではダメという事が案外多く、考えなしにやると大抵大失敗するからだ。よって2次の演出を3次でも通用させるのは難しく、長編になれば尚更だ。

 この作品では2次元の演出、もっといえば押井守アニメの影響が強くみられる。固まった人が固定カメラの前でしゃべるシーンが結構多い。実写ですると滑るシーンのはずが今回は案外ハマっている。世界観や物語としっかり歯車があっているからだ。

 

 私はここまで2次元演出を上手く活用した実写作品を観た事がない。変にリアリティを高めようとしたり、逆に2次元を無理にフィーチャーする作品が多い中、この実写映画のはずなのに異世界の様なの雰囲気をがっちり味わえる作品は滅多にない。是非劇場で観ることをオススメする。

 

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