映画原人の穴

映画を中心とした感想ブログです。ネタバレなしです!

「イーグル・アイ」はオカルト映画!?

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あらすじ

 平凡な日々を過ごしていたジェリー(シャイア・ラブーフ)に謎の女から電話がかかってきた。無視するジェリーだったが彼女が言った通りの奇妙な出来事が起こり始め,しかたなく彼女の命令に従い始めるジェリーだったが・・・・・・

 感想

 この作品はシャイア・ラブーフが「トランスフォーマー」等で一躍トップスターに出始めた絶頂期の作品だ。当時は他にも「ディスタービア」など立て続けに主演映画が公開されていた気がする。ちなみに「風の谷のナウシカ」のアスペル(王子みたいな人)の英語版もしているらしいぞ。

 当時、私はこの作品の予告を劇場で観たのだがハッキリ言って面白そうには見えんかった。そもそも「自身の意思とは無関係に事件に巻き込まれ、その裏には謎の黒幕がいる」という作品は苦手なのだ。何故なら私は中二病からは既に卒業しているからだ。「ゼノギアス」を久しぶりにやったら途中で我慢できずに放りだしてしまったのもそのためだ。でも今作を観てみるとその要素が無いわけではないが、だいぶ薄いので恥ずかし悶えることはなかったので皆も安心してほしい。

ゼノギアス←体が痒くなるゲームだ!!

 ヒロインを演じるミシェル・モナハンは「M:I3」でトムクルの嫁を演じていた女優だが同作において物語のキモであったにもかかわらず続編以降はすっかり忘れ去られてしまった可哀そうな人であり、実際のキャリアにおいてもパッとしないが、今回は息子を愛し息子の為なら他のすべてを犠牲にする覚悟を持つ、典型的なハリウッド的母親(オーガストウォーズも同じような母親像)を熱演する。

 あとこの時期に作られたアクション映画には類似点が多い。これと「ダイハード4.0」、「ボーン・アルティメイタム」はトンネル内でのカーチェイスが入る。前者二つはカーチェイスの締めがモロ被っている!3つとも迫力満点だからどれがいいか見比べてみよう。

 また3つともサイバー技術がストーリーで重大な意味を持つ。信号などの交通システムをハックするのはこれと「ダイハード4」両方で行われる……この二つスゴイ被ってるね。

 しかし「ダイハード4」と違い、誰がこの操作をしているのかが分からないし、タイミングなども神がかり的なのでまるでオカルト作品だ。科学は進み過ぎるとオカルトになるという話があるがこの映画はそれを一番うまく表現していると言える。

 キャラクターの心理展開はありきたりなハリウッド的大味だが設定は現実的で公開時よりも今の方が重みがある(同じテーマの作品が続々出ているのが確固たる証拠)。とはいえエンタメ重視の娯楽アクション大作であり、この手の現代アクションは最近あんまりないので懐古的な楽しみも味わえるからお勧めだ!

 

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