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映画原人の穴

映画を中心とした感想ブログです。ネタバレなしです!

ドキュメント72時間「冬・津軽 100円の温泉で」は”わいはー”すごいぞ!

テレビ・ビデオ

あらすじ

 2016年3月4日放送。青森にある100円で入れる温泉にやってくる人々を見つめる。

感想

 100円で入れる温泉は潔癖症の人には耐えることは出来ない温泉だ。無人温泉(初めて見た)だから従業員がいないので掃除する人もいないし、設備整備をする人もいない。

 だからと言って荒れ放題の訳ではない。お客たちが自ら率先して整備を行うからだ。シャワーの出が悪かったら部品を取り換えるし、風呂椅子が壊れたら新しいのを持ってくる(農作業に使ってたやつだ!)。

 協力体制が不可欠な場合において人々の距離は急接近する。一番良い例は3.11当時の被災地であり、見知らぬ人同士でも自然に会話が始まっていたという。都会の人が冷たいというのは、結局都市が他人に頼る必要もないほど便利であるという事だ。最近はシェア文化が長い時を経て再興しかけているが、ネット経由で商品取引が中心なので暖かい人間関係が築けるかは、まだ分からない。シェアハウスはシラネ。

 後、驚いたのはこの温泉のシステム。100円を入れるのはただの箱。投入する時に先にいる人に入れるところを見せるのが礼儀だ。それで済ませられる信頼関係は大切だ。世の中、信頼関係がないから、余計な規律や規約のレッドテープ状態で余計なコストがかかる。他人に任せられる信頼関係がなければ仕事を一人で抱え込む羽目になるのだ。

 最後に青森弁で新しい言葉を覚えた。”わいは”ってご存知?これは”びっくり”という意味だ。もし連呼してても青森県人はハワイが好きなんじゃなくてビックリしてるだけだから気をつけろ!