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映画原人の穴

映画を中心とした感想ブログです。ネタバレなしです!

【映画】「ワイルド・スピード EURO MISSION」―非現実だって現実にできる―

 

ワイルド・スピード EURO MISSION  (字幕版)

 

 あらすじ

 前作で大金強奪を成功させた一行はそれぞれ穏やかな日々を過ごしていた。しかし、モスクワで起こった軍襲撃事件に死んだはずのドミニク(ヴィン・ディーゼル)の恋人レティ(ミシェル・ロドリゲス)が関与しているという情報がホブス(ドウェイン・ジョンソンザ・ロック)からもたらされた事で事態は一変、再びチームが結成される!

 

感想

 車が飛ぶ、人も飛ぶ!新しくなるたびに派手になり、初期のストリートレース中心のストーリーが懐かしくなるシリーズ第6作。

 予告で戦車が爆走しているのを見て、そこはかとないトランスフォーマー臭を感じ放置していたが、思いのほか前作(MEGA MAX)が面白かったことから急きょ鑑賞。……いやはや食わず嫌いなのは良くないね。シリーズを重ねるごとに派手に、そして面白くなってくるのがこのシリーズのみそだね。

 今作はイギリス、ロンドンが舞台となる。勿論ロンドンの街中を爆走するシーンもあるが派手なクラッシュを伴うシーンの撮影の許可が下りず(割れたガラスやらが辺りに撒き散らかれるのを嫌がる都市が多いのだ)、実際はグラスゴーで撮影されたものの背景をロンドンに差し替えて対処したという。

 しかし、クラッシュシーンがないピカデリーサーカス辺りを走り抜けるストリートレースはロンドンで頑張って撮影しているのだ(このシーンが良いんだ)。

 今作の目玉車両は序盤からだしおしみがない。それは低床低重心の無骨なF-1マシン風の良さげな車だ。

 これがイギリスの綺麗な都市を物凄い勢いで走り、パトカーの下に滑り込んで空高く舞い上がらせてしまう。その様は圧巻でまるでビデオゲームGTAみたいに派手で非現実的だ。

 しかし前作の感想でも書いたようにこのシリーズは実写主義。様々な工夫と技術で作り上げた映像は作品の本気度を表す。いい加減な映像ではどんなメッセージを送ろうとも我々は見向きもせんのだ!

 ストーリーは「家族家族うるせぇ、そんなもんクソだぜ」とヴィン・ディーゼルDQN的家族LOVEをバカにするショウ(ルーク・エヴァンズ)との惚れた女を巡るバカ騒ぎだ。

 しかしショウがハイウェイで戦車に乗って大はしゃぎする様はGTAオンラインのムカつく煽りをするガキ(こいつらのせいでオレは一日経たずにオンラインをやめた!)そのもので、しかも家族をバカにしておきながら自分の兄の言う事はきちんと聞いているから多分彼は外弁慶(最近多いらしい)なのだろう。

 でもトーキョードリフトへの筋道をきちんと引き、強引な辻褄合わせに成功した今作。あの大物ゲストもラストに登場!SKY MISSIONへのバトンは上手く渡った。旧作になったら借りるぞ!