読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

映画原人の穴

映画を中心とした感想ブログです。ネタバレなしです!

【映画】「ワイルド・スピード MEGA MAX」―スゲェもんを見てぇ!―

 

ワイルド・スピード MEGA MAX (字幕版)

 

 

 

 

 

 

 あらすじ

 前作で逮捕されたドミニク(ヴィン・ディーゼル)はブライアン(ポール・ウォーカー)とミア(ジョーダナ・ブリュースター)によって逃亡に成功したが、三人は国際指名手配されてしまう。逃亡先のリオデジャネイロで昔の仲間ヴィンスに再会し仕事を斡旋してもらうが……。

 

 

 

感想

 勝手な偏見でワイルドスピードシリーズCGてんこ盛りのイメージを持っていたが実際はそんなことはなく、殆どのシーンが本物の映像で構成されている。

 個人的にCGがダメだと言っている訳ではないし、実写至上主義者でもない。いくら製作者が「実写にこだわりました!」と言ってもその出来が悪ければ意味ない。同じ様にCGを多用した作品だから悪いなんてことはなく、その出来に驚嘆し、賞賛される作品も沢山ある。

 何故自分がワイルドスピードに対し、CGだらけという偏見を持っていたかというと、それはあまりにも非現実的なシーンが多いからだ。今作でも序盤のバス襲撃シーンに始まり、自然には起こり得ない超常現象の様なアクションシーンが幾つも登場する。CGだろ!と思うシーンの連続ではあるが先も言った通り、ほとんどが実写で実際に撮影されたものだ。

 これはプロ集団が創意工夫を重ねて作り上げたものを違和感の無いように素晴らしい編集で仕立てた結果であり、ハリウッドの資本力(人材含む)という底力を感じさせるのだ。

 ストーリーは分かり易さ第一だ。今作の主要登場人物つまり、チームドミニクの面々は全て前作までの登場人物だ。これはシリーズ物のメリットで既に観客がキャラクターについてある程度知っているからキャラ紹介を手短く済ませられる。余計な説明が要らないってことだ。5作品使って1作品分の人物関係を説明しているといってもいい。娯楽は分かりやすさ第一、捻くれたクソは調子こいた学生連中に投げとけばいいのだ。

 さらにブライアンの未来への想いと現実のポール・ウォーカーの逝去を重ねて何気ないシーンでほろりとしてしまうのも悲しいが今作の魅力に貢献している重要な場面だ。

 そして今作で初登場となるホブス(ザ・ロックことドウェイン・ジョンソン)の肉弾アクションも魅力的だ。はち切れそうな筋肉とそれを生かした重量級アクションは往年のシュワちゃんを彷彿とさせる。ザ・ロックの相手にディーゼルは少し役不足かもしれないが家族パワーで乗りきるから問題ない。

 ワイルド・スピードと言えばストリートレースだが今作では実は殆どない。途中でポルシェの賭けレースをするくだりがあるがレースシーンはバッサリとカットされている。このチームの実力はストリートレースでやりあっているレベルでは既にないことを示している素晴らしいシーンであり、後の超常現象の様な神業カーアクションを観客に納得させる前フリとなっていると思える。「もっとすごいことがあるよ」と。

 ワイルドスピードシリーズは世間的にはバカ映画と言われているし、多分その通り。しかしエンタメとして高いクオリティを持つ一級品であることも事実だ。エログロはなく家族で楽しめる良作、バカ映画と決めつけないで見てみよう。バカだけどな!

 

 

ワイルド・スピード MEGA MAX [DVD]

ワイルド・スピード MEGA MAX [DVD]

 
ワイルド・スピード MEGA MAX [Blu-ray]

ワイルド・スピード MEGA MAX [Blu-ray]

 
ワイルド・スピード MEGA MAX [DVD]

ワイルド・スピード MEGA MAX [DVD]