映画原人の穴

映画を中心とした感想ブログです。ネタバレなしです!

サスペンス・ドラマ

【映画】「猿の惑星:聖戦記(グレートウォー)」―実際、大佐の味方になっちゃうよな―

概要 歴史ある社会派モンキー映画「猿の惑星」。21世紀に入り、ティム・バートンの単品リメイクを経て製作されたシリーズもこれで最後だ。 現代風にリメイクされ、ビジュアルの進化はかなり進んだとて物語の本質は伝統を守っており、「人類の終わり」を描写…

【映画】「アウトレイジ 最終章」―この世界は思ったより単純かもしれない―

概要 監督・脚本・編集・主演ビートたけしによる悪党バイオレンス映画。「アウトレイジ」シリーズの魅力は悪人同士の怒号の掛け合いと言われているが、今回もそれをたっぷり味わえる作品となっている。裏切り、謀略で覆われたアウトレイジの世界で仁義を貫き…

【映画】「ダンケルク」―戦争するより野球をしよう―

概要 第二次世界大戦での英仏軍の脱出作戦を映画化。監督のクリストファー・ノーランは劇映画におけるIMAXの第一人者であり、それを最も理解している一人だ。 映像の広大さ、奥行き。音響の立体感、圧迫感……IMAXシアターで観るべき映画だ!

【映画】「ノック・ノック」―屁でもねぇぜ―

概要 1977年の映画「メイクアップ」を監督イーライ・ロス、主演キアヌ・リーブスで現代的にリメイク。一夜の過ちで身を滅ぼすオヤジを描いた悲しい作品。 キアヌに誘惑しかける女を演じるのはイーライ・ロスの嫁であるロレンツァ・イッツォと、も一人は今年…

【映画】「エクソシスト ディレクターズカット版」―端整な映画―

概要 エクソシストは悪魔祓いのことであり、それを描いた映画は数多い。この映画はまさしくエクソシスト映画、いやオカルト映画の代表作であり、映画に影響を受け本当に悪魔憑きが発生に至るほど世界中にショックを与えた。

【映画】「エレファント・マン」―違いはただ一つ―

概要 19世紀に実在した「エレファント・マン」ことジョン・メリックの半生を描いた作品。監督のデヴィット・リンチは当時、自主制作長編「イレイザーヘッド」によって大抜擢された新人であった。

【映画】「マッド・ドライヴ」―正気にては大業ならず?―

概要 原題「Kill Your Friends」。なぜこの邦題になったのかというと、主演のニコラス・ホルトと音楽担当のジャンキー・XLがどちらもあの超大ヒット作「マッドマックス怒りのデス・ロード」に参加していたからだ。 ドライブと言えば、ニコラス・ホルトは「…

【映画】「解夏」―葬式で流れる思い出ビデオ―

概要 さだまさしの短編小説の映画化。難病に侵された小学校教員とその恋人、周囲の人々の交流を描く。悪い人が一人も出てこなく、とにかく主人公の身を案じられる過保護な展開が続く。

【映画】「新宿黒社会 チャイナ・マフィア戦争」―移ろいゆく街のにおい―

概要 バブルが崩壊したとて日本は世界有数の経済大国であることには変わりがない。至る所で綻びが露わになった日本を舞台にチャイニーズマフィアが暗躍する。 やはり当時の新宿、歌舞伎町は素晴らしく絵になる。人間の欲望で構築されたその街は、生きている…

【映画】「極道恐怖大劇場」牛頭 GOZU」―映画は撮ったもん勝ち―

概要 「もしデヴィッド・リンチがヤクザ映画を撮ったら?」……これがコンセプトらしく、奇妙な映画に仕上がっている(ジャンルはやくざホラー)。一風変わったキャラクターばかりが登場し、そこを曽根英樹(現:曽根悠多)が哀川翔を探して右往左往する物語で…

【映画】「ブギーナイツ」―思えば帰ってきたもんだ―

概要 1997年の作品。1970年代から80年代にかけてのアメリカンポルノ業界を描いた内幕モノ。出演者も豪華で、ポルノスターを演じるジュリアン・ムーアとヘザー・グラハムは自身の裸体を惜しげもなく披露している(ソード・フィッシュのハル・ベリーは惜しみ過…

【映画】「ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章」―その壁を突き破れ!―

概要 荒木飛呂彦原作の「ジョジョの奇妙な冒険」は、1987年に連載開始されてから今に至るまで熱狂的なファンを数多く抱える人気漫画だ。 世界観や価値観、特徴的なキャラクターにセリフ回し、独特な絵柄やポーズは漫画というジャンルを軽々と飛び越え、ひと…

【映画】「ハクソー・リッジ」―みんなが英雄!―

概要 いまやすっかりお騒がせスターと化してしまったメル・ギブソン。しかし、奴の映画人としての能力を貶す人間はいない。何故なら作ってきた作品の全てがエンタメ作品として一級品の出来だからだ 。 今年、そこに新たな作品が加わる。太平洋戦争に武器を持…

【映画】「メッセージ」―静かなるダイナミズムと究極への”回”答―

概要 テッド・チャンの「あなたの人生の物語」という短編小説を原作とした映画。簡単に言えば、宇宙人とのファーストコンタクトものだ。それを彼らとのコミュニケーション要員として召集された言語学者の視点から描いている。「インディペンデンスデイ」や「…

【映画】「パトリオット・デイ」―愛に勝る道理は無し―

概要 2013年4月15日に発生した「ボストンマラソン爆弾テロ事件」を題材に主演マーク・ウォールバーグ、監督ピーター・バーグで映画化した作品。 ボストンマラソンは毎年4月の第3月曜日に開催され、その日は「愛国者の日(パトリオット・デイ)」というアメリ…

【映画】「ヒストリー・オブ・バイオレンス」―ただの暴力映画ではない!―

あらすじ トム・ストール(ヴィゴ・モーテンセン)は妻エディ(マリア・ベロ)と高校生の息子ジャック(アシュトン・ホームズ)、幼児の娘サラ(ハイディ・ヘイズ)と共に田舎町で平和に過ごしていた。 ある日、トムが経営する店に二人組の強盗がやってくる…

【映画】「T2 トレインスポッティング」―人生はしっかり踏み込め!―

あらすじ 20年前、マーク・レントン(ユアン・マクレガー)は仲間たちと共に稼いだ大金を持ち逃げし、故郷のスコットランドから姿を消したが、遂に帰ってきた。 仲間たちはそれぞれ別れて生活していたが、順調と言えるものは皆無だった。スパッド(ユエン・…

【映画】「トレインスポッティング」―自分の人生は自分で選べ―

あらすじ スコットランドの下層社会の若者達は学歴も職もなく、ただ薬物中毒になるだけだった。 そんな若者のひとり、マーク・レントン(ユアン・マクレガー)は同じような仲間たちに囲まれながら堕落的な生活を送っていたが、なんとか現状を打開しようとす…

【映画】「ザ・シューター/極大射程」―射程圏内殺害率100%!―

あらすじ ボブ・リー・スワガー(マーク・ウォールバーグ)は、海兵隊に所属する凄腕スナイパーだったが、アフリカでの任務において国から見捨てられ、相棒のドニ―(レイン・ギャリソン)を失ってしまう。 生還したスワガーは軍を抜けて山奥で犬と共に暮らし…

【映画】「県警対組織暴力」―癒着につぐ癒着!―

あらすじ 昭和三十八年、西日本にある倉島市では、ヤクザ抗争が頻発していた。倉島警察署のデカ、久能(菅原文太)はヤクザと癒着しきったデカであったが、上手いことやり取りしているのも事実であった。 ある日、倉島署にやってきた海田警部補(梅宮辰夫)…

【映画】「ロッキー2」―友情・努力・勝利を信じよ!―

あらすじ ロッキー(シルヴェスター・スタローン)はアポロ(カール・ウェザース)との激戦により一躍時の人となった。アポロから幾度も再戦を要求されるものの、前戦で負傷した目の事もあり、ロッキーはボクシングから身を引き、エイドリアン(タリア・シャ…

【映画】「サウルの息子」―地獄は人が作るもの―

あらすじ アウシュヴィッツ=ビルケナウ収容所。そこではホロコーストで出た大量の死体を処理するため、ゾンダーコマンドと呼ばれるユダヤ囚人で組織された特殊部隊があった。 そこで処理に従事していたサウル(ルーリグ・ゲーザ)は偶然にも自分の息子と思…

【映画】「フルートベール駅で」―人が死ななきゃ映画は作れぬ?―

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【映画】「ジャッキー・ブラウン」は何だかんだでタランティーノっぽい

// あらすじ 安い航空会社でCAとして働くジャッキー・ブラウン(パム・グリア)は武器商人オデール・ロビー(サミュエル・L・ジャクソン)の運び屋としても働いていたが、オデールを追う火器局のレイ・ニコレット(マイケル・キートン)に逮捕されてしまう。…