映画原人の穴

映画を中心とした感想ブログです。ネタバレなしです!

【映画】「アントマン」―小さくなる系の集大成―

おすすめ MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品の一つ。アントマンはアリ程の大きさに縮小することのできるヒーロー。大きさが変わるというアイデアは様々な作品で登場する古典的なものだが、アントマンはその蓄積されたノウハウを存分に活かし…

【映画】「プリデスティネーション」―たった1人の時間改変―

おすすめ イーサン・ホーク主演のタイムトラベルミステリー。時間を縦横無尽に駆け巡るスリル満点のSFアクションかと思いきや、バーでこんこんと奇妙な人生譚が話される。 わざわざタイムスリップして、なんで昔話すんの?もちろん秘密がありますよ!

【映画】「運び屋」―いつまでも勃っていたい!―

おすすめ 90歳も間近となったクリント・イーストウッドが監督・主演を務めた犯罪モノ。 クライム映画としての緊迫感・ヒューマン映画としての人生訓・老人映画としてのゆったり感・ロードムービーとしての旅感…… 多彩で豊かな味わいの逸品。

【映画】「ブラック・スネーク・モーン」―(また)神の啓示を受けるサミュエル―

おすすめ サミュエル・L・ジャクソンとクリスティーナ・リッチという白黒デコボココンビ映画。 近年は人種差別に特別に焦点を当てた映画が流行っており、この間のアカデミー賞でも黒人と白人の友情を描いた「グリーンブック」がやはり作品賞含む3部門に輝い…

【映画】「クリード 炎の宿敵」―殴り合ったら、もう友達?―

オススメ ゆとり世代が観るべきNo.1映画「クリード チャンプを継ぐ男」の続編である。 ロッキーからチャンプの魂を受け継いだアドニス・クリードがボクシングに、そして人生において、重たいパンチを受けながらも耐えて耐えて前に進んでいく姿を描く。

【映画】「孤狼の血」―お前が生きたいのはこの時代か?―

おすすめ こういった映画が、このスケールで作られることに意味がある。と人は言う。でも意気込みだけが突っ走って、他のすべてが駄々スベリした無残な作品を見るほど、つらいものはない。 かつて日本ではヤクザ映画が映画館の看板を背負っていた時代があっ…

【映画】「ムカデ人間3」―ファンディスク―

おすすめ ムカデ人間も遂に第3作目となり、これが最後となるのだろう。 3人、12人から一気に500人(本当か?)へと膨れ上がったムカデ人間。そして第一作と第二作の主役が悪役コンビを組むという所が魅力のはずだが……

【映画】「ホース・ソルジャー」―日常=平和なんて思っているのは日本人だけ!?―

おすすめ 戦争映画は数多い。それは戦争ひとつひとつが無数のドラマを内包しているからだ。 今回の「ホース・ソルジャー」達の物語はすこぶるドラマチックであるわけだが、長い間機密扱いとなっていた。 戦争ドラマの金脈はまだまだ氷山の一角というわけだ。…

【映画】「レディ・プレイヤー1」―人生、ゲーム感覚だとすぐ飽きるよね?―

概要 「色んなアニメとかのキャラクターをクロスオーバーさせまくったゲーム世界」を舞台にした小説をスピルバーグが映画にする。 初めて劇場で前予告を観た時、映像には「AKIRA」の「金田バイク」が映っていた。 そこでこれ以上この映画の情報を見るのはや…

【映画】「エグジット・スピード」―たくさん料理を作ったけれど、お皿は紙皿一枚のみ―

概要 何もない田舎道を舞台にチンピラが暴れまわるカーチェイス。これはそんな「マッドマックス」に憧れた映画軍団の一つと数えて間違いないだろう。 とはいえ、チェイスシーンは最初だけで後は「要塞警察」のような籠城アクションとなっている。つまり、B…

【映画】「15時17分、パリ行き」―普通の人は何気なく凄いもの―

概要 実際に起こった鉄道内での銃撃テロ事件(タリス銃乱射事件)を描いたノンフィクション。どれ程ノンフィクションかというと…なんと主演の3人は実際の事件の当事者、つまりご本人様である。 普通の人々が主役となるこの映画は、それを鑑賞した普通の人々…

【映画】「T2 3D」―世界よ、これが3Dだ!!―

概要 今や、4DXやMX4D,VRやARなど、「飛び出すだけではない現実感」を追求した映像表現が世間にバッチリと認知され、娯楽等で普及している。 デジタル3Dはそれらの先鋒として登場し、キャメロンの「アバター」で一気に世界に普及した……ところが現在、鳴り物…

【テレビ】テレビよさらば……「めちゃイケ」と「とんねるずのみなさんのおかげでした」が終わることについて

今日の「みなおか」で遂にそれが終わることが発表された。発表コントは面白かった。このノリで最後まで続いて欲しいね!

【映画】「猿の惑星:聖戦記(グレートウォー)」―実際、大佐の味方になっちゃうよな―

概要 歴史ある社会派モンキー映画「猿の惑星」。21世紀に入り、ティム・バートンの単品リメイクを経て製作されたシリーズもこれで最後だ。 現代風にリメイクされ、ビジュアルの進化はかなり進んだとて物語の本質は伝統を守っており、「人類の終わり」を描写…

【映画】「アウトレイジ 最終章」―この世界は思ったより単純かもしれない―

概要 監督・脚本・編集・主演ビートたけしによる悪党バイオレンス映画。「アウトレイジ」シリーズの魅力は悪人同士の怒号の掛け合いと言われているが、今回もそれをたっぷり味わえる作品となっている。裏切り、謀略で覆われたアウトレイジの世界で仁義を貫き…

【映画】「ダークマン」―その名はダークマッ!―

概要 サム・ライミはトビー・マグワイア版のスーパーマン3部作を手掛けていることで有名だが、その10年ほど前にもヒーロー映画を手掛けていた。 醜い姿と超人的な力を得た男が、己が身を隠しながらも復讐を果たそうと躍起する物語は去年映画版が公開された「…

【映画】「エイリアン:コヴェナント」―今度はパニック映画だ!―

> 概要 もうすぐ40周年となる「エイリアン」シリーズ。前作である「プロメテウス」は賛否分かれる、というか否や戸惑いの声が多かった。 今回はその反省からか、これまでのエイリアンの様々な要素を随所に散りばめ、だいぶエンタメ寄りになっている。ジェッ…

【映画】「ダンケルク」―戦争するより野球をしよう―

概要 第二次世界大戦での英仏軍の脱出作戦を映画化。監督のクリストファー・ノーランは劇映画におけるIMAXの第一人者であり、それを最も理解している一人だ。 映像の広大さ、奥行き。音響の立体感、圧迫感……IMAXシアターで観るべき映画だ!

【映画】「ムカデ人間2」―他人の妄想はまじでキモい―

概要 「ムカデ人間」の続編が作られるのは必然だった……。映画の続編を作る際の、最も主な傾向は「前作の要素を爆増させること」だ。例えば「ターミネーター」ならロボットを増やす。「アイアンマン」でもロボットを増やす。 「ムカデ人間」では……言わなくと…

【映画】「ムカデ人間」―消化不良だよ~!―

概要 人間を口と肛門で数珠つなぎにすれば、ムカデ人間だ!そんなアイデア一本で製作された変態映画。 「ムカデ人間」は三部作となっており、初陣となる第1作の舞台はドイツだ。ドイツの黒い森に潜む変態博士の凶悪な研究成果が明らかになる。

【映画】「ブロブ/宇宙からの不明物体」―分かっているのに、面白い―

概要 1958年の「マックイーンの絶対の危機」のリメイク作品。このオリジナル作はスティーブ・マックイーンの初主演作でもある。 人食いアメーバに襲われた田舎町の一夜を描いたB級モンスターパニックであるが、ハイクオリティの特撮とチャック・ラッセル・…

【映画】「ノック・ノック」―屁でもねぇぜ―

概要 1977年の映画「メイクアップ」を監督イーライ・ロス、主演キアヌ・リーブスで現代的にリメイク。一夜の過ちで身を滅ぼすオヤジを描いた悲しい作品。 キアヌに誘惑しかける女を演じるのはイーライ・ロスの嫁であるロレンツァ・イッツォと、も一人は今年…

【映画】「エクソシスト ディレクターズカット版」―端整な映画―

概要 エクソシストは悪魔祓いのことであり、それを描いた映画は数多い。この映画はまさしくエクソシスト映画、いやオカルト映画の代表作であり、映画に影響を受け本当に悪魔憑きが発生に至るほど世界中にショックを与えた。

【映画】「シュガーマン 奇跡に愛された男」―誰かが君を愛してる―

概要 自分が全くあずかり知らぬ場所で大スターとなっていたら……。そんな奇跡的漫画的でまったくもって実現しそうにない出来事……が現実に起こっていたことを伝える衝撃のドキュメント。

【映画】「エレファント・マン」―違いはただ一つ―

概要 19世紀に実在した「エレファント・マン」ことジョン・メリックの半生を描いた作品。監督のデヴィット・リンチは当時、自主制作長編「イレイザーヘッド」によって大抜擢された新人であった。

【映画】「マッド・ドライヴ」―正気にては大業ならず?―

概要 原題「Kill Your Friends」。なぜこの邦題になったのかというと、主演のニコラス・ホルトと音楽担当のジャンキー・XLがどちらもあの超大ヒット作「マッドマックス怒りのデス・ロード」に参加していたからだ。 ドライブと言えば、ニコラス・ホルトは「…

【映画】「沈黙の処刑軍団」―社会メッセージ皆無、あるのはセガールただ一人―

概要 アメリカの(感覚的に)Vシネの帝王、スティーブン・セガール主演作品。今度のセガールは暗殺請負組織のトップに君臨しており、強力な兵士を多数を抱える最強親父だ。 その権力の座を狙われることもあるが、全く動じずに事態を収拾してしまうハラハラ感…

【映画】「コンスタンティン」―実はこれもアメコミ映画―

概要 無敵キャラが似合う男、キアヌ・リーヴス主演の悪魔祓い映画。天使と悪魔、というワードをある種の人々(中二病患者)を猛烈に刺激し、さらにこの作品に登場するガブリエル(ティルダ・スウィントン)は「黒執事」とか好きな人には悶絶級にたまらないキ…

【映画】「解夏」―葬式で流れる思い出ビデオ―

概要 さだまさしの短編小説の映画化。難病に侵された小学校教員とその恋人、周囲の人々の交流を描く。悪い人が一人も出てこなく、とにかく主人公の身を案じられる過保護な展開が続く。

【映画】「DEAD OR ALIVE FINAL」―横浜は全土が中華街となりました―

概要 ハイテンションなテンポと衝撃的なラストで全世界に衝撃を与えた第1作。 カネが全てを思われるこの世の中に、人間の無償の愛情を高らかに謳った第2作。 観る者に驚きと熱狂を提供し続ける「DOA」シリーズの最終作がこのFINALである。 時は2346年……この…