映画原人の穴

映画を中心とした感想ブログです。ネタバレなしです!

【映画】「ハクソー・リッジ」―みんなが英雄!―

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概要

 いまやすっかりお騒がせスターと化してしまったメル・ギブソン。しかし、奴の映画人としての能力を貶す人間はいない。何故なら作ってきた作品の全てがエンタメ作品として一級品の出来だからだ 。
 今年、そこに新たな作品が加わる。太平洋戦争に武器を持たずに衛生兵として従軍した実在のヒーローをもとにした「ハクソー・リッジ」だ!

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【映画】「メッセージ」―静かなるダイナミズムと究極への”回”答―

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概要

 テッド・チャンの「あなたの人生の物語」という短編小説を原作とした映画。簡単に言えば、宇宙人とのファーストコンタクトものだ。それを彼らとのコミュニケーション要員として召集された言語学者の視点から描いている。「インディペンデンスデイ」や「マーズアタック」に見られるどんちゃん騒ぎはほとんどなく、静かな情景の多い映画ではあるが、映像のダイナミックさ、ストーリーテリングの大胆さはそれらに引けを取らない作品となっている。

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【映画】「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」―世の中はご縁で回っている?―

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概要

 マイナーヒーローの寄せ集め集団でありながら大ヒットを記録した「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の続編。前作から少し経ちチームの結束力はまるで「ワイルド・スピード」のファミリーの様になっていて彼らのやり取りはより楽しくなっている。個人的には前作よりも傑作だと感じた。
 カート・ラッセルやスタローンなど、新登場のオヤジたちにも注目の一本だ。

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【映画】「キング・アーサー」―マイルドヤンキーは家庭を守れ!―

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概要

 たびたび映画化されている「アーサー王伝説」を「スナッチ」「シャーロック・ホームズ」シリーズで知られるガイ・リッチーが映画化。
 底辺からの成り上がりに重点を置いた作品となっており、アーサー役は「バトルシップ」でも成り上がり男を演じていたチャーリー・ハナムが担当。どちらも頭脳でなく筋肉にモノを言わせた脳筋成長譚だ。

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【映画】「パトリオット・デイ」―愛に勝る道理は無し―

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概要

 2013年4月15日に発生した「ボストンマラソン爆弾テロ事件」を題材に主演マーク・ウォールバーグ、監督ピーター・バーグで映画化した作品。
 ボストンマラソンは毎年4月の第3月曜日に開催され、その日は「愛国者の日(パトリオット・デイ)」というアメリカ独立戦争を記念する祝日なのだという。本作もまたアメリカ人の結束力・勇気・頑張りを讃えた愛国的な作品となっている。

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【映画】「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」―面白いと気付いた!―

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(字幕版)

 

概要

 マーベル・シネマティック・ユニバースは拡大の一途を辿っている。それが可能なのはマーベルコミックスにダイヤの原石がたらふく埋蔵されているからだ。
 この「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(GotG)はそれを象徴する作品で、元々はマイナーヒーローの寄せ集め集団であった。しかしそれがマーベル世界の中で養生され、映画となり大ヒット。それにより映画の続編が製作され、コミックにおいても出番が増えたのだ。
 ヒットが連鎖しまくる、活気あふれるマーベル映画を体現した作品だ!

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【映画】「マイノリティ・リポート」―完璧な安心など、ない!―

マイノリティ・リポート (字幕版)

 

あらすじ

 2054年、アメリカの首都ワシントンD.C.では「プリコグ」と呼ばれる予知能力者を利用した殺人予知システムにより殺人発生率は0%となっていた。
 そのシステムを運用する犯罪予防局のチーフ、ジョン・アンダートン(トム・クルーズ)は過去のある事件をきっかけに未来殺人の取り締まりにのめりこんでいたのだが、ある日自身が殺人を犯す予知がなされ、追われる身となってしまう。
 ジョンは真相を探るために奔走するが……

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